アンドラーシュ・シフ、ピアノリサイタルに行ってきました。


こんばんは。代表の藤田晃太朗です!!

今週は先週9月29日にあったンドラーシュ・シフのピアノリサイタルの余韻に浸っていました。
きちんと作曲家と向き合った演奏をしていて、すごく満足出来た演奏会でした。

プログラムは前半にJ.S.バッハ、モーツァルト、ハイドン、後半にベートーヴェンを演奏していました。

テクニック面に関して、僕が一番すごいなと感じたことは、ペダルの使い方です。
前半の最後ハイドンのピアノソナタ、Hob XVI52を演奏したときに、今までと響きが全く変わりました。
その前の曲はハイドンのアンダンテと変奏曲 Hob XVII6です。
ピアノソナタを弾き始めた時、ハイドンの交響曲を聴いているような響きが感じられました。
こんなにもペダルで表現することが出来るのだとすごく感心しました。

プログラム、曲に関しての感想は、バッハの時代からベートーヴェンの時代までの旅を
しているような感覚でした。

まるで音楽史を読んでいるようで、また、歴史を読んでいるようでした。
音楽史や歴史については、詳しく語ることが出来ないので、あくまで主観的な意見ですが、多分間違っていないかな?と思います。

これは会場の雰囲気のことです。
お客さんがハイドンを聴いているときは難しい曲だなという雰囲気を醸し出していたのですが、ベートーヴェンのピアノソナタを弾き終わったとの熱狂がすごかったです。
自分もハイドンは難しく感じたし、ベートーヴェンを聴いて心が熱くなりましたが、ちょっと熱狂しすぎじゃないのかな?と少し思ってしまいました。

とにかくまた来年聴きに行こうと思いました。
すごく楽しかったです。

当日のシフの写真を貼ります。撮影OKだったので取りました。

また次回お会いしましょう!


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