こんばんは!!藤田ピアノ音楽教室の藤田晃太朗です。
今回はチェルニー作曲《30番練習曲》作品849より
- 1、2,3番 を演奏します!!
チェルニーってどんな人?
カール・チェルニーは1791年~1857年まで生きていた作曲家、ピアニスト、ピアノ教師です。
ベートーヴェンの弟子として知られています。また、ピアノ教師としても優れており、弟子には「ピアノの魔術師」として有名だったフランツ・リストなどがいます。音楽界ではピアノの練習曲の作曲家として有名です。
チェルニー《30番練習曲》ってどんな曲?
30番練習曲はメカニズムの練習(Etudes de Mmécanisme)という標題がついています。
標題が示しているように、高度の技巧を習得するための予備練習を目的にしており、さらに、音楽的な基礎感覚を養うことが出来る曲です。
僕は幼少の時、チェルニーの曲は好きではありませんでした。なぜかって、弾いていても面白くないから。
そして、標題にメカニズムの練習と書いてあります。これに対して、「音楽にメカニズムを取り入れるなんて、ありえない」という反抗心があったからです。
でも、今もう一度チェルニーと向き合ってみると、音楽を勉強するうえでチェルニーは大切だなと
しみじみと感じました。
だから、僕は生徒さんのチェルニーのレッスンをする時は、生徒さんがチェルニーに興味を持ってもらえるように
創意工夫をしたレッスンをしていかなければと思いました!!
今回はチェルニー作曲《30番練習曲》より抜粋で
《1番、2番、3番》を演奏します。
それではお聴きください♪♪
参考楽譜 ツェルニー 30番練習曲 1956 東京:全音楽譜出版社
使用楽譜 同上