こんばんは!!藤田ピアノ音楽教室の藤田晃太朗です。
今日はケーラー 子供のためのアルバムから ポルカ=マズルカ、マズルカ、エチュード、歌、クリスマスの鐘を演奏します。
ケーラーについて
ケーラーについては、下記の記事で簡単な紹介をしています。
下記のURLからご覧いただけると幸いです。
https://music-fujita.com/2023/08/05/kinder-album-op-210-1-5/
ケーラー 子供のためのアルバムから ポルカ=マズルカ、マズルカ、エチュード、歌、クリスマスの鐘について
ポルカ=マズルカは1840年代に人気になった舞曲の形です。ポルカにのステップにマズルカの4分の3拍子を組み合わせています。ポルカは男女一組で踊る4分の2拍子の生き生きとした舞曲です。起源については不明瞭なところがありますが、ボヘミヤ起源だと言われています。19世紀に最も人気のある舞踏会用ダンスの一つでした。マズルカはすべて3拍子でアクセントが2あるいは3拍目に置かれています。詳しく説明しませんが、マズルカは単一の形ではなく、マズルあるいはマズレク、オベルタスなどから成り立っています。この曲も前述のリズム感を基に作曲されているので、よく音楽を聴きながら演奏しましょう。
マズルカは前述で説明したようにすべて3拍子でアクセントが2あるいは3拍目に置かれています。詳しく説明しませんが、マズルカは単一の形ではなく、マズルあるいはマズレク、オベルタスなどから成り立っています。ですので、この曲にもマズルカ的なアクセントをつけるといいでしょう。でも、つけすぎは禁物です。
エチュードは指定のテンポで演奏するのは結構難しいです。3段目の左手は要練習が必要です。ピアノを弾くというイメージを持つと、体が堅くなってしまうので、ピアノのハンマーで弦を鳴らすイメージを持つといいでしょう。このイメージが難しいのなら、自然な体勢や弾き方を意識するといいです。
歌はよく自分のピアノを聞くことがポイントです。歌わせることも忘れないようにしましょう。ルバートをかけすぎて、品がなくなってしまうこともあるので、注意です。あまり意識がいかないと思いますが、左手の伴奏でよいリズム感をとれると、おのずと右手は自然に歌ってくれます。
クリスマスの鐘は教会などにある大きな鐘の音をイメージするといいです。youtubeでWeihnachtsglockenと調べて、一度聞いてみることをお勧めします。あの響きを左手で表現できるといいですね。その時にペダルを使うと、より表現が豊かになります。
ケーラー 子供のためのアルバムから ポルカ=マズルカ、マズルカ、エチュード、歌、クリスマスの鐘の演奏
また次回お会いしましょう。
藤田晃太朗
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参考文献 ケーラー こどものためのアルバム 作品210 1947 解説 千蔵八郎 東京:全音楽出版社
ニューグローブ世界音楽大事典 第17巻 東京:講談社
使用楽譜 ケーラー こどものためのアルバム 作品210 1947 解説 千蔵八郎 東京:全音楽出版社