フランツ・リスト作曲 愛の夢第3番演奏 | ピアノ音楽教室の藤田晃太朗


おはようございます!!馬込沢、藤田ピアノ音楽教室の藤田晃太朗です。
今回はフランツ・リスト作曲 愛の夢《3つの夜想曲(ノットゥルノ)》から 第3番を演奏します。
ノットゥルノとは夜想曲のイタリア語の読み方です。リストはノクターン(英・仏)を使わず、ノットゥルノという名称で出版しました。

フランツ・リストってどんな人?

19世紀最大のピアノスト。ピアノのヴィルトゥオーゾ(達人)芸術の確立者。作曲においては交響詩のジャンルを確立しました。
作曲をサリエーリに師事、ピアノをチェルニーに師事。
天才ヴァイオリンニストパガニーニの演奏を聴き、ピアノのパガニーニになることを決意。
のちに、ピアニストを引退して、作曲に専念する。
ピアニストとしては演奏のテクニック開拓だけにとどまらず、リサイタル形式の樹立聴衆を熱狂の渦に巻き込む舞台上の振舞いなど、現代のピアノ文化の確立はリストに負うところが大きい。

今回演奏するのはどんな曲?

愛の夢は3曲からなっており、今回はその中から第3番を演奏します。
一般的に愛の夢と言うと今回演奏する第3番のことを言います
しかし、1,2番もあることを知っていただけるとリスト本人も喜ぶと思います。

愛の夢第1番は崇高な愛(世界を愛するみたいな意味)をモチーフに作曲されています。
愛の夢第2番は恋愛的な愛(子供の愛ではなく大人の愛)をモチーフに作曲されています。
愛の夢第3番は人間愛(道徳的な愛)をモチーフに作曲されています。

それではお聴きください♪♪

参考文献 リスト 愛の夢 2011 Wiener Urtext 東京:音楽の友社
     海老沢敏 他 2002 新編 音楽中辞典 東京:音楽の友社
使用楽譜 Franz,Liszt.Neue,Liszt,Ausgate,Serie1,band15.Editio,Musica,Budapest,1982.


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