定番練習曲《リトル・ピシュナ》を弾きました!!


こんばんは!!藤田ピアノ音楽教室の藤田晃太朗です。
今回は 《リトル・ピシュナ》より No1~No9を弾きました

《リトル・ピシュナ》ってどんな曲?①

《リトル・ピシュナ》はヨセフ・ピシュナという作曲家の60の練習曲の導入として、作曲されたものです。
ヨセフ・ピシュナは1826~1896まで生きていた作曲家です。
プラハ音楽院で学んだあと、モスクワで音楽教師として働き、後年はプラハで過ごし、1896年に亡くなりました。
残念ながら、ヨセフ・ピシュナ肖像画や写真は残っていません。

このような解説をすると、ヨセフ・ピシュナが《リトル・ピシュナ》作曲したように思ってしまいますが、ヨセフ・ピシュナが作曲したとは断言は出来ないんです。
なぜかというと、今回使用した楽譜「リトルピシュナ 1893校訂 坂井玲子 全音楽譜出版社」の解説にも作曲者のことは、きちんと明記されていませんし、自分でも調べてみましたが、断定できる情報はありませんでした。

全音楽譜出版社にも連絡を取ってみたのですが、なかなか良い答えはもらえませんでした。
全音楽譜出版社さん、対応ありがとうございました。
《リトル・ピシュナ》がどのように作曲されたか、なにか分かり次第、また投稿します!

《リトル・ピシュナ》ってどんな曲?②

《リトル・ピシュナ》は日本で訓練用練習曲として有名です。
訓練用練習曲というのはテクニックのために作曲されたトレーニング用の曲です。
テクニックというと「間違えずに早く機械的に弾く」というイメージを持ちがちですが、本当の意味のテクニックとは自分の音を聴いて状況に応じて調整することです。
なかなか難しいですよね。

また、以前、投稿をしたチェルニーの練習曲とは違い、この曲集は曲の形を成していません。
分かりやすく例えるなら、サッカーのドリブル練習をずっとしているような感じです。
同じ練習曲でも色々な形があるのは面白いですね。

以前、投稿したチェルニーの演奏動画は下のURLから見ることが出来ます。
https://music-fujita.com/2023/09/16/czerny-op849-1-2-3/

それではお聴きください♪♪

参考楽譜 リトル・ピシュナ 48の基礎練習曲 1893 校訂 坂井玲子 東京:全音楽譜出版社
使用楽譜 同上


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